Q.フローリングの塗装について

<愛知県名古屋市・TYさん(主 婦・30歳・女)>


 わが家の床はパイン無垢材なのですが、仕上げで悩んでいます。
 当初は、自然塗料で木目が透ける白でステイン仕上げにしたいなあ、と思っていたのですが、ペンキ屋さんが、「人がよく歩くところ等はすぐにハゲてきて、後から自分で補修しようとしても難しい」と言うのです。何度も塗っているうちにペタヌリになって木目が見えなくなるとも。そうなると、クリアーのワックス仕上げになるのですが、そうすると、年月を経るごとに床の色は濃くなってくる。
 窓枠なども白のステイン仕上げにしているので、できれば床も白のほうがいいのですが、それほどハゲハゲになってしまうものでしょうか? クリアーのワックス仕上げのほうがメリットは多いのでしょうか? 白のステイン仕上げで、良い案があれば教えていただけませんでしょうか?
 文章がわかりづらくてすみませんが、どうかご回答お願いいたします。




A.アドバイスいたします

建設大臣賞受賞・リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員)
代表 廣瀬 誠
ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/
Eメール:home@do-ko-bo.co.jp

 塗装屋さんとの話し合いの状況や、意味がよくわからない部分がありますので、一般的な回答をさせていただきます。
 一般的に床材を選択する場合、傷や汚れが付きにくいコーティングされた材料を選ぶか、多少傷が付きやすくても自然の風合いを生かした無垢材を選ぶかに大別されます。ほとんどのフローリングやフロアーと呼ばれてるメーカー商品は、表面に硬化膜が施され、丈夫で、日常の手入れはたまにワックスをかけるくらいです。無垢素地材の場合は、ワックス等でコーティングしてしまうと木の風合いが消えるので、日常の汚れ防止にはステイン等、浸透系の塗料を使います。私どもではそのような場合は、オスモという自然塗料を多く使っております。色を付けず木肌そのものを生かす場合はクリアー色を使います。
 無垢素地材は傷も付きやすいし、時間と共にやはり色も濃くなっていきます。しかしそれは床材だけが濃くなるのではなく、他も同じように濃くなっていくため、風合いを増していくのも無垢材の魅力だと思うのですが…。




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